今回、ご紹介するのは科学に関するニュースです。
SF映画なんかでよく出てくる「プラズマシールド」。
なんと、それに関する特許が取得されたというのです!!
アメリカのメディアでは、「スターウォーズ的フォースフィールドが実現か」と話題になっているようですよ。
ネットでは「Boeingのフォースフィールド特許」などと呼ばれたり、
「民間用途に使えないか」といった議論もあり、盛り上がっているみたいですね。
それでは、具体的な内容を紹介しましょう。
Boeingが、「プラズマシールド」で軍用車などを守る技術の特許を3/17付けで取得したことが判明しました。
「電磁アーク放電により衝撃波を減衰する方法とそのシステム」(Method and system for shockwave attenuation via electromagnetic arc)
という名で特許を取得したみたいです。
シールドというと、爆弾などを直接防ぐ盾をイメージするかと思います。
しかし、これは直撃を防ぐものではなく、爆発の衝撃波などから車や乗員を守る技術のようです。
装置は、爆発などを感知するセンサーとシールド発生部で構成され、
爆発によって生じた衝撃波をセンサーが感知し、
レーザーパルスやアーク放電によってプラズマを発生させることで、衝撃波を吸収・反射し減衰させる
という理論なのだそうです。
それだけ聞くと「スゲー!!」と言いたくなりますよね。私も初めはそう思いました。
しかし、これ実現できているわけではないらしいのです。
数式や理論だけで特許は取得できますからね。
つまり、開発されていなくても取得が可能なわけです。
正直、がっかりです・・・
まだ、机上の空論の段階だったわけですからね。
糠喜びですよ。
それに、この理論の「プラズマシールド」は実現できるのでしょうか?
プラズマを発生させるという理論なわけですが、
守る対象物(車や乗員)に悪影響が出るような気がしてなりません。
まあ、しかし、昨今の科学技術の進歩は目覚ましいものがあるので、期待して待とうかと思います。
考えてみれば、スマホなんかも凄い技術なんですよね。
子供の頃の自分に、こんなものが発明されるなんて言っても信じてもらえないでしょうね。
それに、1年くらい前だったかと思うのですが、
米海軍の計画で、2016年からレールガンの試作機を船に取り付け実証実験を開始する
みたいなニュース記事もあったような気がします。
スマホやレールガンのことを考えれば、
今回の特許に似たような技術が、直ぐに発明されても不思議ではないのかもしれませんね。